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チタン発色詳細

電解液の中に品物を入れ、電気を流すことにより表面に酸化膜を発生させ、
様々な色を作り出す事が出来ます。

 

色の再現性が難しい大気酸化法とは違い電気をコントロールする事により精密な色の再現が可能です。

 

また陽極酸化法では色を重ね合わせる事によって大気酸化法では難しいグラデーションを作り出すことが出来ます。

電解発色法で作り出す様々な色【酸化膜】には、アナターゼ型の皮膜は形成されます。

 

花粉・ホルムアルデホド・Nox【窒素酸化物】・Sox【硫酸化物】・ダイオキシン等を酸化し分解する可能性があります。
使用用途として、花粉対策溶剤・ホルムアルデヒド対策溶剤・アトピー対策入浴剤【臨床効果有】などに用いられ、
脱臭・殺菌・抗菌・防汚・有害物質の除去などの効果があります。

 

 

 

※大気酸化法【ルチル型】とは

バーナー等で炙って色を付けたり大気中でチタンを加熱し、酸化被膜を成長させる方法です。
発色数が少なく温度管理などによる再現性が困難です。

弊社では、グラデーションの色合いの指定、文字やデザインをフラット面に「切り取り」や「残す」事も可能です。

 

※陽極酸化に対しての発色の注意点

・発色をする際に色合いは素材の下地がベースになります。
 刃職をする前に素材の下地を処理する事により
 色合いの質感を調整する事が出来ます。

※高い電圧での注意点    ※Color sample10からが高い電圧になっています

・一部の素材で色合いが綺麗に出ない場合やチタン素材の肌が異なり同じチタン素材でも

 極端に素材の見た目や肌にバラツキがある場合があります。
 

・目で見る事は無理だがチタン素材の製造方法や素材の管理の仕方
 素材の保管年数によってチタンの酸化皮膜の厚みがかなり厚くなっている場合がある。

 この場合通常の下地処理だけでは均一な色を出す事が出来ない場合があります。

※弊社では各種酸化皮膜に対して処理液を開発し使い分けていますが、
 
一部素材によっては高い電圧の色を綺麗に出せない場合があります。

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